対人賠償保険とは?
他人を死傷させてしまったことによって法律上の損害賠償責任を負った時に役立ます!
例えば、青信号の横断歩道を渡っている歩行者を跳ねてしまった…。
車を運転していた「あなた」に重度の過失があることは明らかです!
不幸にも死亡させてしまった。
被害者の年齢や年収などによっても賠償額は大きく変わってきますが、1億円の賠償責任を負うことに。
自賠責保険に加入しているから大丈夫!なんて思ったら大間違い!!
自賠責保険では、3,000万円が限度額です。
残りの7,000万円を「あなた」は支払う事が出来ますか?
私を含めて大抵の方は無理ですね。
そんな時、対人賠償保険に加入していれば、保険会社が7,000万円の保険金を支払ってくれます。
ポイント1
対人賠償保険は、自賠責保険(自賠責共済)の上積保険です。
上記の例からも解かるように自賠責保険で支払われる保険金を超える分に対して、保険金が支払われることになります。
ポイント2
補償の範囲は、無制限に設定しておきましょう!!
2億円以上の損害賠償責任を負うことも十分に考えられます。
えっ保険金が支払われない?
対人賠償保険に加入したからとホッとしてはいけません!
ポイント!
他人の定義に注目です。
まず、事故を起こした「あなた」は、他人になりません。
※「あなた」=被保険者(保険の対象となる人)と想定。
あたりまえのことですけどね。
そして「あなた」の家族(配偶者や子供、同居の親族)も他人になりません。
- 自宅の車庫などで、死角に居た子供をひいてしまった。
- 単独事故で電柱や中央分離帯に激突!後部座席や助手席に同乗していた家族が怪我してしまった。
こんな場合は、対人賠償保険の支払い対象外となります。
※保険会社によって内容が違う場合があります。詳しくは、加入する保険会社に確認してください!