対物賠償保険とは?
他人の財物を免失、破損または汚損してしまったことによって法律上の損害賠償責任を負った時に役立ます!
例えば、脇見運転をしてしまい赤信号で停車中のベンツに追突てしまった…。
車を運転していた「あなた」に重度の過失があることは明らかです!
車の修理代が、○○○○円。
車両の価値によっても大きく変わってきますが、1,000万円の賠償責任を負うことに。
自賠責保険に加入しているからなんとかなるかなぁ…。
なんとかなりません!全額「あなた」が賠償することになります。
自賠責保険では、物損事故は保障の対象外ですので!
こんな時、対物賠償保険に加入していれば、保険会社が1,000万円の保険金を支払ってくれます。
でも「あなた」の愛車の修理代は、自己負担になりますよ。
ポイント!
補償の範囲は、無制限に設定しておきましょう!!
パチンコ店や飲食店など業務を行っている建物を壊したり、バスやタクシーなど業務用の車両を破損させた場合、車両や店舗の補修費用などの賠償に加え、営業損失や休業補償などの損害分も賠償しなけらばならず、予想もしない賠償額になることも十分に考えられます。
えっ保険金が支払われない?
対人賠償保険とほぼ同じになります。
ポイント!
他人の定義に注目です。
まず、事故を起こした「あなた」は、他人になりません。
※「あなた」=被保険者(保険の対象になる人)と想定。
あたりまえのことですけどね。
そして「あなた」の家族(配偶者や子供、同居の親族など)も他人になりません。
- 車庫入れの際に自宅の塀や門などを壊した。
- 家族の別の車に追突して、お互いの車に損傷を負った。
こんな場合は、他人の財物を破損させたということにならず、対人賠償保険の支払い対象外となります。
※保険会社によって内容が違う場合があります。詳しくは、加入する保険会社に確認してください!